アイラブサイクル アキ

パンク修理の手順 (タイヤ交換/チューブ交換)

用意するもの
タイヤレバー
スペアチューブ(当たり前ですがサイズのあったもの)
ポンプ(携帯用でも可)

☆パンクしたチューブを取り外す

パンクした方のホイールを車体から取り外し、タイヤのビート部分を片側だけ外していきます。

用意したタイヤレバーを1本タイヤとリムの間に差し込みこじってビートを外します。(タイヤレバーの向きに注意)
この時バルブからなるべく離れた場所からスタートします。(バルブ付近ははめあいがきつい場合が多い為)

もう一本のタイヤレバーを最初のタイヤレバーから10cm位離れた場所に差し込みこじって外します。
最初に差し込んだタイヤレバーを抜き取り2番目のタイヤレバーから同じように10cm位離れた場所に差し込みこじって外します。
この手順を1,2度くり返すとあとはタイヤレバーを使わなくても手で外せます。

指を4本タイヤの内側に入れ、指の腹でタイヤの内側をなぞっていきます。
バルブ穴を目印にして1週調べ、異物が残っていれば取り除きます。

*ロードタイプの高圧タイヤの場合リムの内側、リムフラップの状態も時々チェックしましょう。リムフラップがずれていたり、スポークホールの部分に穴があるとバーストの原因になります。

チューブが噛んでいるとその部分が浮き上がってきますのでチューブを入れ直します。

リムラインが落ち込んでいる場合はこじって引き上げます。

新しいチューブをセットする

新しいチューブをホイールにセットしますが、初めにチューブに少しだけ空気を入れておきます。これは、チューブがタイヤの中でねじれたりタイヤとリムの間に挟まれるのを予防する為です。(空気はチューブが丸くなる程度、ほんの少しでokです。入れ過ぎると後でタイヤをはめるのが難しくなります)

空気を入れたチューブをバルブからセットしていきます。左右少しづつセットしていき、最終的にチューブがリムにきれいに収まり、片側のビートだけが外れている状態にします。

タイヤをはめる

バルブ部分からビートをはめていきます。

左右少しづつはめていきます。タイヤとホイールの組み合わせによっては最後にはめるのがきつい場合がありますが、なるべくタイヤレバーは使わないようにしましょう。(タイヤレバーを使ってはめると、チューブを傷める場合がある為)

この時、必ずバルブを押し込んでチューブがタイヤとリムに挟まれないようにします。

タイヤのはめあいをチェック

ビートをはめ終わったからといっていきなり空気を満タンに入れてはいけません。(はめあいが良くないとバーストする場合があります)先にタイヤがきれいにはまっているか確認します。

タイヤが柔らかくふくらむていどに空気を入れます。タイヤのリムラインとリムの間隔が全周に渡って均等か左右それぞれ確認します。

ホイールを回転させてタイヤがブレないか確認します。

タイヤのはめあいが良好な事を確認したら適性な空気圧まで空気を入れ修理は完了です。

片側のビートをすべて外し中のチューブを引き出します。(最後にバルブを抜き取るようにしましょう。)